小学校での学習や集団生活をスムーズにします。
保育園や幼稚園での「生活を通した学び」から、小学校での主体的な「学び」へ、なだらかにうつっていけるようにするためにはどうしたらよいのでしょうか。
保育園や幼稚園での生活と、小学校での生活には大きな変化があります。誰でも始めは戸惑うものですが、数ヶ月経ってもその変化にうまく対応できない状況は一般的に「小1プロブレム」と呼ばれています。
東京都の公立小学校の約20%でそのような状況が発生し、そのうち約50%は1年生の間中その状態が継続しています※。
※小1問題・中1ギャップの予防・解決のための「教員加配に関わる効果検証」に関する調査 最終報告書より。H20~24年度調査
学校が楽しくない、勉強が面白くない、先生やお友だちと仲良くなれないなど小学校での生活になじめないことには、様々な原因が考えられています。そのなかで、どみそ保育園では「きく力」と「はなす力」を中心としたコミュニケーション能力の大切さに注目し、5歳児向けのプログラムを実施しています。
ゲームやクイズなどのあそびやお友だちや先生との楽しいコミュニケーションを通じて、無理なく自然と「きく力」「はなす力」が身につく活動を行っています。
- 目標
-
- 自分のことばで気持ちが言える!
- 先生や友だちの話をよくきける!
- 授業や学校生活で学ぶことが楽しい!
- 友だちとのコミュニケーションが楽しい!
- 素話
-
目をとじてお話を楽しみます。目で見たくなってしまう気持ちをぐっとこらえ、イメージする力と長く目をとじていることで我慢の力も養います。
- ことばあそび
-
逆さことばや連想ゲームなど、ことばを使った一般的なゲームや「〜が□□で○○を××した」のような基本的な文法のルールを使ったゲーム。ことばへの興味やイメージ力を鍛えます。
- おはなしプレゼント
-
みんなに話す、聞く。自分の気持ち、見つけたこと、感じたことを話し合ったり、聴き合ったりします。恥ずかしがりやの子でも話すと楽しい気持ちになれるゲームです。
- その他
-
- 音当てクイズ
- 聞き取りワークシート
聞くトレ、きくきくドリル など使って、時間をかけて鍛えることで、
小学校へ入学後の毎日が楽しく充実したものになっていきます。